■ ID | 151 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 鞭毛藻類クラミドモナスの鞭毛機能を利用した化学物質の生長阻害毒性の迅速な予測手法の検討 |
■ 著者 | 田中仁志
埼玉県環境科学国際センター 金主鉉 埼玉県環境科学国際センター 須藤隆一 埼玉県環境科学国際センター 中村省吾 富山大学理学部 西村修 東北大学大学院工学研究科 |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本水環境学会第36回大会、平成14年3月14日 |
■ 抄録・要旨 | 鞭毛(繊毛)は、原生動物の運動器官としてばかりでなく、動・植物の精子やヒトの気管支上皮・輸卵管上皮にも存在して、重要な役割をもつ。その上、ほとんどの真核生物の鞭毛(繊毛)の構造や運動機構は同じである。したがって、化学物質がこの鞭毛に与える影響を調べることは、真核生物に共通した細胞器官が受けうる影響のモデルとして重要であるとともに、新しいバイオアッセイ手法として利用できる可能性がある。
単細胞緑藻クラミドモナス(Chlamydomonas reinhardtii)を供試生物として、アルキルフェノール類(APs)を試験物質として検討した結果、log Pow(>4.5)の大きいAPsでは、C. reinhardtiiに対する生長、遊泳、鞭毛再生阻害濃度(log EC50)の各エンドポイント間には、類似した毒性が見られた。 |
■ キーワード | クラミドモナス、アルキルフェノール、バイオアッセイ、感受性 |
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